2005-2006CL 準決勝1stレグ ACミラン-バルセロナ


MP(モーヲタポイント)を12吸い取られた!

まず最初にスカパーはバルサの試合の解説を基本的に原博実にやらせるみたいだが、これバルサファンの視聴者はいいとして、相手側はムカついてるだろうなあ・・・と人事ながら気の毒に思う。チェルシー戦の時も、チェルシースレの皆さんはいらついてたようだし、今回ミランスレは見てないが、まあ同様の反応だろう。でもまあ個人的には、やたらモッタのプレーを心配したり、ゴールが決まると奇声を張り上げるヒロミは面白すぎるので、このままいってくれるとありがたい。やっぱり解説には説得力あるしね。
試合展開としてはやはりホームのミランが押していたと思う。バルサのプレスにかかると、大概のチームは奪われるか、前線に中途半端なロングボールを出してしまうか、のどちらかしかできないのだが、そこらへんをさばく個人能力と、落ち着いた強豪の貫禄は流石だと思った。
あとヒロミも何度も力説していたが、ロナウジーニョをフリーするに代わりに右サイドを使うミランの作戦は効きまくっていた。もちろんバルサのプレスを耐えれるだけの力があるチームにしかできない戦術なんだろうけど。
ロナウジーニョはどう見てもイライラしていたし、リズムも悪かったと思う。ミランに先に点が入っても全然おかしくなかった。
ただやはりあそこでこの神プレーが出せてしまうのが、スターだということなんだと思う。
これは本当にすごかった。久しぶりにテレビを見ていて、奇声をあげてしまった。

http://sayumanman.sakura.ne.jp/cl_mila_bar_1.avi
ミラン-バルサ ジュリのゴールシーン

いつも抜群の抜け出しをしながら、何故かフィニッシュがイマイチ決まらないジュリがこの大一番であんな最高のシュートを決めたのも、ラッキーだと思う。
あれだけのプレーにラッキーとかいう形容は失礼かもしれないが、それぐらいいつものジュリは最後が決まらないのだ。
このプレーでロナウジーニョと共にバルセロナはリズムを取り戻したし、逆にミランはリズムを失った。
圧倒的実力というよりは、タイミングの勝利という表現が合っていると思うのだが、やっぱり繰り返すもあそこであれができちゃうロナウジーニョってすげえよなあ。